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正しい音で音楽を聴く


by Kenzo
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2020/1/15

TEAC CD-P650の実力を味わうには、アンプが重要である。

結論から言うと、アキュフェーズのアンプではCD-P650の良さは全く鳴らない。 スコーンと抜けきるべきパートで、抑圧感が出て音が硬くなる。低音は薄っぺら、高域はカサついて艶が全くない。良いところは一つもなく、「あーやっぱり、安いCDプレーヤーはダメだよな」と誰もが感じるだろう。

アキュフェーズと TEAC CD-P650
TEAC CD-P650 驚きの高音質 その4_e0410022_03521091.jpg




ところが、アンプをパイオニアA-70Aに替えると、CD-P650は豹変する。
TEAC CD-P650 驚きの高音質 その4_e0410022_03512427.jpg

TEAC CD-P650 (上段)
パイオニア PD-70AE(中段)
パイオニア A-70A(下段)
TEAC CD-P650 驚きの高音質 その4_e0410022_03514968.jpg

それは、抜けの良さ、瞬発力、エネルギー溢れるサウンドであり、聴き手を釘付けにする。パイオニアPD-70AEが鳴らすのは既成概念の延長上にある良い音だが、CD-P650は別世界を見せる。生演奏が持つ波動と衝撃派がフツ―に聞こえてくるのだ。

CDプレーヤーは星の数ほどあるが、生演奏を彷彿とさせるのは、Teac CD-P650がナンバー1である。特にiphone再生が凄く、演奏家の放つエネルギーが当たり前に聞こえる。どんな原理でこの凄い音を出してるのか?、それとも相性が生んだ偶然なのか?、いずれにしても、Teac CD-P650に巡り合えて幸運だった。CD-P650は、ステレオが目指すべき音質は、ナマ音である事を、再認識させてくれた。


さて、事例より、ステレオは大別して2種に分かれると思う。見て楽しむステレオと、音楽を楽しむステレオである。まず間違いなく、前者ステレオではナマ音は鳴らない。だから、それぞれに存在価値があり、楽しみ方もそれぞれと認識するのが正しい。間違っても、両者を混ぜて使ってはいけない。

# by xsmhp160 | 2020-01-15 03:54 | CDプレーヤー | Comments(4)

2019/12/26

DS-4NB70を駆動するアンプはパイオニアA-50DAで何の問題もないが、アキュフェーズC-2150に興味があり導入した。

一部の風潮として、ステレオ再生におけるプリアンプ不要説があるが、僕は違う。プリアンプが弱いシステムでは、音楽の感動は鳴らない。ウチのアキュフェーズE-260もプリ部が弱いようである。


ダイヤトーンDS-4NB70 音質レビュー アキュフェーズC-2150と組合せる_e0410022_05011990.jpg



C-2150が決まれば、DP-430とP-4500の購入は必須。これら機器の単体評価は意味を成さない。3点セットで評価するのが論理的に正しい行動である。

ダイヤトーンDS-4NB70 音質レビュー アキュフェーズC-2150と組合せる_e0410022_05015266.jpg



ダイヤトーンDS-4NB70 音質レビュー アキュフェーズC-2150と組合せる_e0410022_05004738.jpg



スピーカーケーブルはVAN DAMMEのLC-OFC 1.5sqを7.5mで使う。


ダイヤトーンDS-4NB70 音質レビュー アキュフェーズC-2150と組合せる_e0410022_04135587.jpg

ダイヤトーンDS-4NB70 音質レビュー アキュフェーズC-2150と組合せる_e0410022_04140084.jpg
ダイヤトーンDS-4NB70 音質レビュー アキュフェーズC-2150と組合せる_e0410022_05101142.jpg

さて、その音であるが、


◆音楽の楽しさ
狙いどおり、音楽は躍動した。プリアンプの必要性を再確認。ちなみに、C-2150+E-260でも、E-260単体とは別物の音楽になる。E-260はプリメインアンプじゃなく、ボリューム付パワーアンプだと思う。

◆低音
大半のオーディオファイルが好む、沈み込む低音が鳴る。何処かにスーパーウーファーが隠してあるのではないかと疑うような凄い低音である。大容量平滑コン特有の鳴り方であるが、残念ながら、この低音ではナマ音再生は無理である。低音の質に関し、吹くように鳴るA-50DAの方が圧倒的に優れる。

尚、DS-4NB70の試聴記事で、低音が弱い等のインプレがあるが、アンプに対するケーブル長さ・太さが適正化されていないと断言出来る。DS-4NB70のウーファーは分割振動しないので、ちゃんと鳴らせば低音の量感は正に38cmウーファーと同等以上である。DS-4NB70はアンプを選ばないコンセプトなので、高いDFのアンプでは、低音不足に陥りやすい。


◆中音
薄い。盤によってプラスティック臭(コーンの素材音)が載る。この症状からダンピング過多が予想される。P-4500のDF=700であるが、高いDFのアンプはケーブル長さ設定が難しい。当分の間、試行錯誤が続くだろう。


◆高音 
アキュ特有の微粒子感が気持ちいい。金粉を撒き散らしたような華麗な高音。生音再生とはまったく違う世界だが、これはこれで悪くない。


◆ねいろ
硬い音と柔らかい音のコントラストが弱いせいで、ハッとするような生音っぽさはない。「芸術的再生音」の範疇に留まる。


◆トランジェント
悪い。ポップスやロックに不満は無いが、ピアノを鳴らすと一発で分かる。ケンプの30番が奏者不明になってしまうが、そういうモノだとあきらめるしかない。


◆まとめ
プリアンプC-2150の導入は狙いどおりとなった。(やや違う解釈の元)表情豊かに躍動し、ゆらぎや陰影もサラリと表現してみせる。ただし、P-4500のトランジェントが悪いせいで、その音楽本来の感動が薄い。特にピアノ曲。補足だが、C-2150+A-50DAではトランジェントに問題ない。

この音、オーディオ仲間A氏に聞いてもらったら、「君のオーディオ歴40年で一番良い音がしてる」と、真面目に感心していた。A氏は、アキュが放つ「昭和の音」がツボに嵌ったのだろう。何を隠そう、僕もこの音は嫌いじゃない。憧れのステレオが買えなかった学生時代、いつか買ってやると夢見た、その執念の具現化である(笑


ところで、アキュの名誉のために書き添えておくと、
ナマ音っぽさが希薄でもアキュフェーズの価値は格別の感がある。某英国ブランドみたいに中身が空洞ではなく、ぎっしり詰まっている。これだけで価格相応の価値があるが、加えて、がっしりした端子類は特段の安心感があるし、細部の仕上げやつまみのフィーリングは極上、初期性能を維持する数々のデバイスは他社の追従を許さないし、いつ聞いても同じ音が出て安定度は抜群、見栄えのする普遍のデザイン、異常とも思える丁寧梱包や2重ダンボール、生涯修理対応など、一流品はかくあるべし、そのお手本がアキュフェーズである。これほどの品質・サポート体制が維持できるのだから、音質も良いに決まっている。そう信じて使いたくなる。


イノウエの米松箱を試験中
FAPSさんのショールームみたいになってしまった(笑

ダイヤトーンDS-4NB70 音質レビュー アキュフェーズC-2150と組合せる_e0410022_12305208.jpg


今後だが、ややダンピング過多であり未完成な音に感じるので、ケーブルを細くするか、長さを延ばして最適解を見つけたい。いずれにせよ、ナマ音らしさはA-50DAには届かないだろうが。


# by xsmhp160 | 2019-12-27 05:13 | DS-4NB70 | Comments(2)

羊と鋼の森


2019/12/15

羊と鋼の森 ★★★★(Amazon Prime)

2018/6/8公開。
ピアノの調律師になった若者の話。ピアノの調律とはどんなモノなのか、その一端が分かる映画。

アタリマエの事だが、聴衆の居ないホールと満席状態では、ピアノの聴こえ方が違うので、調律師はあらかじめそれを踏まえて仕事をする。「僕の調律は完璧だ、響く・響かないは環境のせいなので、音調ボードを入れればいい」、とはならないのである。

何が言いたいかと言うと、ステレオも同じ。部屋の響きはそのまま受け入れ、ステレオを部屋に合わせべきなのである。部屋が響かないからといって、音調ボードを導入するという選択枝、僕はやらない。




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# by xsmhp160 | 2019-12-16 09:26 | 映画 | Comments(0)

ミッドナイト・バス


2019/12/15

ミッドナイト・バス★★★★★(Amazon Prime)

2018/1/27公開。伊吹有喜さんの同名小説の映画化。

出会いと別れが夜行バスを舞台に綴られる。姑に虐められて家を出た母親。それが発端となって崩壊した家族が、葛藤を経て再生するまでの話。

いつの時代でも嫁姑の確執は不毛だが、本作でも強烈なトラウマとなって物語の伏線となっている。登場人物が喚いたり取り乱したりしない設定に、作者の愛情溢れる眼差しを感じる。ちょっぴり切ないが生きる勇気をもらう秀作。熟年向き映画。




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ミッドナイト・バス_e0410022_05123046.jpg


妻の実家として劇中で使われた部屋。粋なステレオ。
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# by xsmhp160 | 2019-12-16 05:14 | 映画 | Comments(2)

ハクソー・リッジ


2019/11/29

ハクソー・リッジ ★★★★(Amazon Prime)

2017/6/24公開。アメリカ・オーストラリア合作。
2017年 アカデミー作品賞。

第二次世界大戦 沖縄の断崖、ハクソー・リッジで75名の負傷者を救ったデズモンド・ドスの実話に基づく映画。体が半分に千切れたりする残酷映像がてんこ盛り、あえてそのグロさを見せる事で、主人公の英雄ぶりが際立つ。臆病者として蔑まれていたデズモンドだったが、隊員達の尊敬が一気に集まるシーンが感動的。

歴史上のマイナーな英雄にスポットライトを当てる脚本は、クリント・イーストウッド監督が好きそうな話だが、どんな経緯でメルギブソンが録ったのか興味深い。

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# by xsmhp160 | 2019-11-29 14:29 | 映画 | Comments(0)