オーディオの最終回答 KEF LS60 Wireless その1 |

ウーハーの横向きなので左右の干渉はどうなのかなと考えていましたが、写真で角度ついていたのはその為だったんですね。
これから試聴に行ってこようと思います。
使い始めて3日目ですが、聞くたびに音が違います。シャープだったり、籠っていたりを繰り返しています。この変化がバーンイン中の経過なのか、他の要因、例えば電源環境、温度など、なのか分かりません。また、インプットでも極端に音が違います。それは差というよりも、壊れているのじゃないかと思えるくらい優劣(好みじゃなく)が出ます。同じapple airplayでも、iphoneはプラスチッキーでPCは野太いがボケている、Bluetoothは完全にFMの音、音楽が力強くバランスが良いのは、NASのLAN再生です。また、左右スピーカーの結線だと、Wirelessだと薄い音、有線は太い、などなど、お店での試聴するときは、環境に注意してください。オールインワンだからこそ、上流の違いよけいに顕著になるのでしょう。

Youtube Musicはレートは低く荒いところもありますが力強い音作りなので、Bluetoothと相性が良いのか分厚く聴きやすい音でした。言われてみればFMっぽいかもです。
店員さんも上流でかなり変わると仰っていました。特にハイレゾでは定位と雰囲気が段違いになるとのこと(Wifi飽和で試聴不可)
セッティング、最初は平行置きが原因なのか低音の量感・質ともに不自然で、同じことを感じたのか店員さんが流しながら内振りにしていく過程のあるポイントでおお!これは良い!となったのが面白かったです。
その後、もう一つのトールボーイ(Q550?)も販売しなければならない都合上、Q550の外側に配置して壁際やコーナーギリギリなどあれこれセッティングを変えられていましたが、
ウーハー横向きの為か音の変化を聴いていると普通のスピーカーより空間(特にSP間に物があるとNG)が必要だと感じました。(アプリ設定である程度緩和していましたが限界ありますね)
高さを筆頭に、どう頑張ってもうちの環境では設置不可なので、残念ながら購入対象にはなりませんでしたが、引き続きKEFのアプローチは追っていきたいと思います。
価格が恐ろしいことになりそうですが。Refarence1 MetaがALL in ONEになれば面白そうですね。
早速のインプレありがとうございます。YOU TUBEの空気録音を聞いても、全て低音が遅延・不明瞭になっています。横向きウーファの原理として、内側の低音は干渉による消失、外側は拡散による遅延、まともに鳴るワケないです。お店も、売りたいならベスト調整した上でお客様に聞いてもらいたいところです。
思うにKEFは数あるスピーカーメーカの中で、唯一、物理学に即して開発できるメーカーだと思います。逆相音を吸収するMAT技術や、マグネットにつっかい棒を入れるのも過去より実施しています。LS60 Wireless ではスピーカ内部のアンプ類や電源の振動対策が重要ですが、対向ウーファーで「原理として振動ゼロ」を実現しています。イノウエスピーカーがやってきたことと同じ事をKEFがやっている。アプローチは違えども、目指すところはイノウエと同じとみています。
>Refarence1 MetaがALL in ONE
LS50Ⅱ WirelessにスーパーウーファーKC62で、ユーザーの使いこなしを含めると、Refarence1 Metaを超えると思います。

>非イノウエとイノウエ、それぞれが互いに相反するようで
>KEFは何処か融和させ互いに気づかせない喧嘩が起きない
>上手いところで着地させた企業
KEFの設立者レイモンド・クック氏は「理想のスピーカーはシングルコーンで低音から高音までを一定のダイナミックレンジで再生できるもの」と定義して、そのとおりの製品をLS60 wirelessで ”初めて” 実現しました。なぜ、今まで実現できなかったのかというと、KEFの製品であってもLCネットワークが介在しては、シングルコーンの音離れの良さは出ないからです。LCネットワーク無し、デジタルチャンデバによるクロスオーバー部の音の濁りなし、この2項目を両立したからこそ、「38cmフルレンジ」のような音が達成できたのです。
イノウエがやったように、分割振動しないフルレンジを定電力アンプで駆動しても、レイモンドクック氏の理想となりますが、イノウエは伝説のスピーカーであって、仮に入手できてもマトモには鳴りません。ならば、今現在、理想のスピーカーの選択枝はLC 60 wirelessしかありません。
DS-4nb70もBeethoven Baby GrandもLCネットワークが介在するため、イノウエの代替にはなりません(片鱗はみえます)、LS60 wirelessならイノウエスピーカの代替として自信を持ってオススメすることが出来ます。
LS60 Wirelessのバーンインが終わりました。音は太いです。芯があってゴリゴリしていますがエッジが立たないので刺激的ではありません(ここがイノウエと違う)。低音の量、速さともにイノウエに匹敵します。ダイナミックレンジはイノウエより確実に大きく、大きすぎて底が見えません。イノウエは指向性が強く前へ踏み込んで来ますが、LS60 Wirelessは部屋全体を支配するように襲いかかってきます。音量を90dbくらいまで上げると、浸透力が強烈で、快感に震えます。
アプリが優秀で、ソニーHap-Z1ESをNASとして認識、このwavフォーマットデータが一番鮮度が高く聞こえます。PCによるituneでリップングはHap-Z1ESに比べると煙っています。予想どおり音の良し悪しは上流のみに左右されます。ここ踏み込むと迷路になりそうなので、データ再生はHap-Z1ESに固定します。CD演奏を鳴らすには、光と同軸とアナログ入力がありますので、追って印象を掲載します。なお、アナログ入力はAD変換してからデジタルチャンデバに送られますので、CDプレーやの個性が保たれるかやや疑問ではあります。
LS60 Wirelessは、KIスピーカーの代替になります。井上健三氏が聞いても納得したでしょう。

断捨離の一環で全てのオーディオ機器とCDを処分してスッキリとした環境で音楽鑑賞出来れば、さぞ気分の良い事だろうと想像しちゃいます。
LS50 Wireless Ⅱ とKC62
ほぼワイヤーレスALL in ONEで良さそうですし、省スペース。
これならうちにも置けます!
個人的には口径アップした島津さんのユニットにも期待しているので、まだ動く時ではないと自重していますが、試聴時の太くて余裕ある音が忘れられないですね。
LS50 Wireless Ⅱ +KC62はyou tubeに空気録音あります。LS60wirelesと比較映像です。これをみる限り、 LS50 Wireless Ⅱ +KC62の圧勝です。
>口径アップした島津さんのユニット
場違いですが、情報です。薩摩島津モデル1を買おうと真剣に書類選考を行いました。その過程で、僕の聞きたかったことは、分割振動しないスピーカーの低音と高音の補完についてです。驚くことに、オーディオショップの担当者はこの質問に答えられず、メーカーから電話をさせるとのこと。そして薩摩島津の営業の方と電話で1時間話ました。残念ながらこの営業の方もその原理・意味を理解できませんでした。ヴィンテージオーディオに専門知識がありましたが、このスピーカーはそういう方面で顧客を獲得する方針のようでした。その中で、口径アップ版について触れましたが、6cm版とは全然違う音ということ、微妙なモノの言い回しで、ピンときました。ユニットのインパーダンスは口径が大きいとデカくなるので、高音が出ないのだなぁと。6cmでも低下するが他の美点で隠れてしまっていること。結局、1時間話しても、立ち位置が違うので、話は全く噛み合いませんでした。結果、この話と、モデル1がユラユラボードに乗っていることで書類選考で落としています。薩摩島津モデル1用に用意した40万円がLS60wirelessの頭金になっています。
問題はスパイク受けにありました。振動吸収系を使っていたのを止めて、オヤイデのINS-SPにしたところ、ねいろ、音の飛び、吹き出し感、全てが解決しました。自動位相調整は同軸ユニットと側面ウーファーに効き、これをオフにすると明らかに音楽が不自然になるので常時ONが良いです。スパイク受けを変更して、イノウエのお家芸であるの金管楽器がゴージャスな感じとか、ジャズドラムのブラシの動きが見えたり、ダイヤトーンでは鳴らなかった歌手の声量がストレートに鼓膜を打つ感じも出ています。
オーケストラはダイナミックレンジが大きいので、LS60が圧倒します。(生演奏との差がわからない)井上デンキ店で500リットル箱を壁固定して、BSの生放送を改造VHSで視聴していたときの音を思い出しました。他社のスピーカーを聞いて、井上健三さんを思い出したのは今回が初めてです。
LS60で調整できるのは、スピーカー配置とスパイク受けのみ。迷わないし、アプローチが簡単です。
KEFのホームページに書かれていない、もうひとつの、LS60 Wirelessならではの凄いからくりを説明しておきましょう。それは対抗ウーファーによってエンクロージャーの振動が原理的にゼロになっているところです。
振動で音がころころ変わるのはオーディオの常識、だから、病的マニアはアンプを浮遊ボードに乗せて振動対策をしている例もある。この視点から観れば、アンプのプリント基盤や電源部がスピーカー内部にある製品など狂気の沙汰で、ハイファイの原理原則から外れる欠陥商品なのだ。しかし前述のとおり、ウーファーの振動は実質ゼロ、振動による音質変動は最低限に抑えられているのです。だから、同じアンプ内蔵のLS50Ⅱ Wirelessとは、設計思想が根本的にが違うと考えるべきでしょう。

情報ありがとうございます
内部構造だと、イメージ図と実物
https://hifi.nl/artikel/31122/Review-KEF-LS60-Wireless-actieve-vloerstaanders-opnieuw-een-grote-sprong.html
https://www.avcaesar.com/news/2173/kef-ls60-wireless-active-column-speakers-wi-fi-bluetooth-chromecast-airplay-2-dsd-and-mqa
数あるスピーカーメーカーの中で、逆相音の悪さを知り、逆相音がコーンを透過して漏れる被害を積極的に対策したのは、イノウエとKEFだけです。
LS60 wirelessで調整できるのは足だけです。4本のスパイクをガタなく、均等な面圧になるように、病的に慎重に調整すると、音は太く芯が出て直接音が強くなり間接音が小さくなります。この詰めが甘いと、音は薄く引っ込んで空間っぽい音が出ます。後者の音も魅力的ですが本来の音ではありません。You Tubeの空気録音は全て後者の音です。
尚、LS60 wirelessに付属のスパイク用スパナは、全く使い物になりません。
ウチではこれを使っています ↓
エンジニア ミニスパナ 6.5×6.0mm TS-46(amazon で購入)
あれほど素晴らしいと思ったDS-4NB70だけど、LS60 wirelessによって矯正された耳で聴くと、音がペラペラでバスレフの箱鳴りを伴った未完成な音だった。コーンの過渡特性が素晴らしく、生々しさや空間の透明度、解像度、はDS-4NB70の圧勝だけど、全体として調整不足が否めない。この音を出すのに、バーンインを含めて2年かかっているが、ダイヤトーンが狙った音には、全く届いていないと思う。DS-4NB70の開発時には、300万円の真空管アンプが使われたとのことだが、そのアンプを買わないとDS-4NB70の真価は聞けない。この事実は明確になった。素人の調整なんて所詮そのレベルだ。そのアンプを買うと、総額500万円のシステムになるが、買わない。 もう疲れた。
以前、位相補正はONが良いと書いたが、訂正する。位相補正をONにすると、抜けが悪く高域が細くなるので、使ってはいけない。位相補正OFFだと低音が不自然になるが、それは平行置きの場合であって、内振りの場合、振り角と距離で不自然感は解決できる。せっかくLCネットワーク無しの太くダイレクトな高域が聞けるのだから、位相補正ONにすると本末転倒である。
で、スピーカー配置だが、壁に寄せて内振りにして、左右の角度とリスニングポイントまでの距離だが、完全無欠の左右対称が良いとは限らない。ウチでは、左側をきもち外側に向け、右より1㎝後退させると、雄大に朗々と鳴り、等身大音像が出現する。完全無欠の対称では高域が細く窮屈な音で低音の量感も減少した。そうなる理由は不明、結果オーライである。

KEFのLS60は私も気になっていたのですが、資金不足のためしばらくは手を出せそうにありません。
ところで、スパイクですが、スピーカーの位置を頻繁に微調整されるのであれば、ベース一体型のこれがオススメです。
https://kanjitsu.com/product-brand/superspike/
(SS6とSS8)
ボルト径がM6とM8しかないので、合うかどうか分かりませんが。性能は、可もなく不可もなしという感じです。

ありがとうございます。
空気録音結構ありますね。注目度の高さが伺えます。
いくつか聴きましたが、サブウーハー追加の威力は凄いと感じました。
我が家は左右の間隔が狭く内振りに出来ないのと背の高いトールボーイがなかなか置けないため、LS60よりこちらの組み合わせが現実的です。
設置や使いこなしも比較的容易そうなのもありがたいです。
>分割振動しないスピーカーの低音と高音の補
>口径アップ版は全然違う音
薩摩島津の情報ありがとうございます。
フルレンジは電圧アンプでフラットを目指した音作りをしていない限り、どこかで補完・調整しないとかまぼこ特性になるのは避けられないのは自明なのですが、それを理解できないことが不思議です。
A&C時代、島津さんにイノウエKIやe電子工房さんの定電力アンプを紹介したのですが…興味持って頂けず残念です。
スピーカーはアンプ回路の一部であることが腑に落ちていないのかもしれません。
箱に細工をしていない比較的素の状態に近い10㎝DSSダイアフラムの試聴会を開かれるそうです。さて、どんな音なのか。
興味津々です。(場違い失礼)
場違いですが、僕が初めてKIを聞いたのは16cm白コーンのリング無しで、当然高音も低音も減衰していましたが、それを補って余りある、”一般オーディオではあり得ない” 音の出方をしていてノックアウトされて16cmメッキコーン購入、アンプはau-207で鳴らしていました。それでもただならない片鱗は十分に堪能しました。今、薩摩島津が同じことをやろうとしていますね。高音が減衰しても上手に聞こえるようなソースばかりを選んでやれば、試聴時には問題にはならないでしょう。今はとにかく、「分割振動無しのフルレンジの威力」を多くの人が一人でも多く体験し、開眼するのが先決です。
>スパイクですが ベース一体型のこれがオススメです。
ポチろうとして、大事なことに気づいて、買うのは止めました。LS 60Wirelessの付属スパイクはM8サイズですがKEF専用っぽいです。それはJIS2級 M8ボルトより0.2mmほど細く作られており、一般のM8ボルトはLS 60Wirelessのベース部にねじ込みが固くて入りません。
>KEFのLS60は私も気になっていたのですが、
>資金不足のためしばらくは手を出せそうにありません。
MAXさんはKEF R3でしたね。R3に不満がなければLS60 wirelessは微妙です。LS60 wirelessの用途は広い部屋で爆音で使うことを想定しています。60dbくらいの小音量再生だと不明瞭でAMラジオっぽい音になります。常時70db以上で使える環境ならオススメです。

このアドバイスは貴重です。ありがとうございました。
実はR3の低音に不満があり、スタンディング型のR7に買い換えようと思っていたのですが、迷っているうちにMeta MaterialがReferenceシリーズに実装されました。となると、おそらく5年後ぐらいのRシリーズ刷新時には同様に実装されるのは間違いないので、待とうと思ったのですが、低音の誘惑に負けて、つなぎとして、JBLのHDI-3600を導入した次第です。
いずれにせよ、最終的にはKEFのスタンディング型をメインにしようと思っています。
脱線して失礼しました。

KEF LS50 metaにSS8を装着した事例が紹介されていたので、フィットすると思ったのですが。
https://audio-renaissance.com/review/soundcare-superspike-ss6-ss8
わずかに違うのでしょうね。
>低音の誘惑に負けて、つなぎとして、JBLのHDI-3600
>最終的にはKEFのスタンディング型
ひょっとして、低音不足はスピーカーではなく部屋の定常派ではないですか? スピーカーを入れ替えてもイマイチ満足できないのは、まず定常派かと思います。
ウチでも苦労しています。定常波の中でも最も厄介なのが床と天井が発する定常派で、天井高さ2.4mの拙宅では、丁度耳の高さで60Hzが消えます。この対策として、リスニングポイント前後に±50㎝、左右に±20㎝で調整しています。どこへ移動しても完璧な音にはなりませんが、ベースラインやバスドラの音が明瞭になるポイントを探して決めています。つまり、スピーカのど真ん中で聞くことは ”ない” です。
新築の際、天井を床と非平行に作れば問題解決したのですが、後の祭りです。
以前、位相補正はOFFが良いと書いたが訂正する。位相補正はONが良い。
OFF…低音が不自然になり、音楽のリズムが狂う時がある。鮮度っぽい音は増す
ON…低音の不自然感が消える。音が太く、残響が自然、鮮度っぽい音はやや減る

定常波らしきものは、確かにあります。特にスピーカーをテレビの両側に並行置きにすると、テレビ背面と壁との間で、低〜中域の定在波が発生するようで、音が全体的にぼんやりします。現在は(JBLですが)、やや内振りにすることで対策しています。
R3の低音不足は、この問題を解決しようとしてバスレフポートにスポンジを詰めたためだと思います。使いこなしがまずかったのでしょう。