2026/2/10
力強い音のフォノイコライザーを見つけたので記録する。
シュアM44Gや中電MG-3675なら合研ラボのフォノイコライザーでデジタルより力強い音を出せる。しかし丸針では内周歪みは避けられない。そこでAT-VM760SLC(ラインコンタクト針)を選ぶと内周歪みは劇的改善されるが音に力がない。一般的なカートリッジであれば合研ラボの性能はスバ抜けて良いけれど、ラインコンタクト針には力不足と言わざるを得ない。
そこで、アキュフェーズのAD-60とLUXMAN E-250を自宅試聴してみたが、価格に見合うほどの向上は無かった
(注1 やっぱりAT-VM760SLCがダメなんだなと諦めかけたとき救世主を見つけた。エルサウンドのEMM-2である。
エルサウンド EMM-2
自宅試聴機を5分聞いて購入を決めた。力強く元気な音、一聴して他のフォノイコライザーと全然違うのだ。EMM-2を基準にすると、他のフォノイコライザーは全て平凡、「その他大勢」に分類される。
エルサウンド EMM-2
これでレコード再生における最後のピースが揃った。EMM-2とAT-VM760SLCの組み合わせはデジタルに肉薄する力強さと情報量をもつ。尚、AT-VM760SLCを一般的なフォノイコで聞くと逸品館のレビューに通りの音だが、清原氏には是非、EMM-2で再評価してもらいたいものだ。
AT-VM760SLC レビュー ↓
◇システム構成
フォノイコライザー:エルサウンド EMM-2
カートリッジ :audio technica AT-VM760SLC
ターンテーブル : Luxman : PD-171A
トーンアーム :Fedlix ゼロサイドフォース
◇注1
EMM-2を導入するまで、Project Phonobox S2/SLを使っていた。
LUXMAN E-250の弾力のある明るい音は魅力だが外観に賛同できない。立派な外観のフォノイコライザーには ”幸福の壺” 的な商品コンセプトがプンプン匂う。外観が立派だと良い音に聞こえる、それは否定しないが、その戦略に同調する思考回路を僕は持っていない。フォノイコライザーは合研ラボに理想形が宿る。機能からみて筐体はハガキ大で十分だし、電源はACアタプターで全く問題ない。